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取り柄がないと思っている人の5つの特徴&抜け出す方法!

コラム
04 /30 2021
 周りの友達を見ては、「私には、何も取り柄がないな」と、落ち込んでいませんか? さまざまなことにチャレンジして結果を残している人を見ると、自分に自信がなくなってしまう人もいますが、そこで誰もが自信を失うわけではありません。そこで今回は、自分で「取り柄がない」と思っている人の特徴や、抜け出す方法をご紹介します。

自分で「取り柄がない」と思っている人の5つの特徴

何にも取り柄がない…(写真:iStock)
「自分には取り柄がないな」と落ち込んでしまう人には、実は共通した特徴があります。では、どんな特徴があるのか、自分と照らし合わせてチェックしてみましょう!

1. 完璧を求めている
 自分で取り柄がないと思っている人の多くは、完璧主義者。すべてに完璧を求めてしまうため、自分のやっていることに満足できません。

 人から見れば「すごいなぁ」と思うようなことをやっていても、納得がいかず「どうして、自分はちゃんとできないのだろう」と落ち込んでしまうことも。目標を高く設定するのは悪いことではありませんが、高すぎる設定は途中で挫折してしまう原因にもなるので注意が必要です。

2. 日頃から周りと自分を比較している
 同じ資格取得を目指したり、同じ仕事をしていると、周りのことが気になるものです。周りが頑張っているのを見て、「自分も頑張らねば!」と気合いが入る人もいるでしょう。

 しかし、自分で取り柄がないと思っている人は、常に周りと比較し、劣等感を抱いてしまいます。「私は、彼女よりも劣っている」と何事も比べて、自分を卑下してしまうのです。

3. 基本的にネガティブ思考
 性格は、もともと持った性質や育った環境によって変わってきます。実は、取り柄がないと思っている人は、ネガティブ思考な人が多いのも特徴のひとつです。

 そもそも、「取り柄がない」と思ってしまうのは、自分に自信がない証拠。そのため、「どうせ私なんて……」と何事もネガティブに考えてしまいます。その結果、仕事も恋愛も最初から諦めてしまう人も多いでしょう。

4. 人からの評価に影響されやすい
 仕事をしていると、どうしても周りからの評価を受けることになります。習い事や趣味を楽しんでいる人も、周りから何かと意見されるでしょう。

 そんな周りの評価に影響されやすいのも、取り柄がないと思っている人の特徴です。自信のある仕事も、たった一人に言われた一言を引きずる人もいます。「自分は自分、人は人」と割り切れないことが、自分を苦しめてしまいます。

5. 褒め言葉を素直に受け取れない
 取り柄がないと思っている人は自分に自信がないため、周りからの褒め言葉を素直に受け取ることができません。

「すごいね」「すごくよかったよ」なんて褒められても、「どうせ社交辞令だろう」「本当はそんなこと思っていないでしょ?」などと考え、素直に喜ぶことができません。

取り柄のない自分から抜け出す3つの方法

ポジティブな人から元気をもらう(写真:iStock)
 自分に取り柄がないと思っている人の多くは、「今の自分を何とかしたい」「このままではいけない」と思っているはず。しかし、抜け出し方が分からなければ、一歩踏み出すこともできません。そんな人は、以下の3つの方法を試してみてくださいね!

1. 身近な人に客観的な自分について聞く
 取り柄がないと思っている人は、完璧主義で自信がない人が多いため、自己評価がかなり低いです。

 そのため、周りからどう見えているのか聞いてみることがおすすめ。身近で信頼できる人に、「私の仕事への評価ってどう?」「日頃の私って、どんなふうなの?」と聞いてみましょう。きっと、客観的に見た自分と、印象がまったく違うはず! 思っている以上に、あなたを評価している人が多いことに気づき、自信を持つことができるでしょう。

2. ポジティブな人と接し、前向きな心を真似る
「私は、どちらかといえばネガティブだな」と自覚しているのであれば、ポジティブな人と積極的に接するようにしましょう。「性格なんて、簡単に変えられない」と思っているかもしれませんが、一緒に過ごす相手からの影響は思っている以上に大きいものです。

 ポジティブな人と一緒にいると、「そんな考え方もあるんだ」「私もそんなふうに考えたい」と少しずつ気持ちが変化してくるはず。そうすれば、ポジティブな考え方ができるようになるのも時間の問題でしょう。

3. 自分の得意なことを思い出す
 今の状況から抜け出すには、「取り柄のない私」という思い込みを捨てることが必要です。そのためには、自分の得意なことを思い出してみましょう。

 たとえば、学生時代までさかのぼって、先生に褒められたこと、優勝した経験や賞を受賞したことなどを思い出してみましょう。子供の頃のことを思い出してみると、意外と自分が得意だったことに気づけるかもしれませんよ。

自分自身と向き合って、取り柄のない自分から卒業しよう!

「取り柄がない」なんてことはない!(写真:iStock)
 人にはそれぞれ、得意なこともあれば不得意なこともあります。人がやっていることは、不思議と「すごいなぁ」と思ってしまうものですが、あなただって周りから見れば「すごい」と思われていることがあるかもしれません。まずは、取り柄がないという思い込みから抜け出しましょう! これに気づければ、もっと楽になれるはずですよ!
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美しく健康な体のためのQ&A (4)歳を重ねたら肉を食べるべき?

体管理
04 /30 2021
肉は大事だけど脂質の取り過ぎには注意!
美しく健康な体のためのQ&A (4)歳を重ねたら肉を食べるべき?

 時々テレビで100歳を超えた長寿の人が、毎日、肉をほおばっているシーンを見かけることがある。

【特集】日常生活のスキマ時間に! 簡単美ボディストレッチを一覧でチェック

 やはり肉は元気の源? 

「人間の体は水分と脂質を除けば、ほとんどがたんぱく質でできています。髪、皮膚、爪、筋肉や臓器などもたんぱく質が主成分ですので、しっかり食事から摂取することが重要です。

 たんぱく質には、肉や卵といった動物性と豆腐、野菜などの植物性がありますが、植物性は動物性と比較すると吸収率が約半分です。ですので、動物性のものをしっかり摂ることが必要です」と浜中聡子先生。

 ただ動物性も重要ではあるが、肉ばかり食べると脂質の取り過ぎになることもあるので注意が必要。要はバランスよくさまざまな食材から摂取することが大切です。

 ちなみに日本人の食事摂取基準によると1日に必要なたんぱく質の量は成人女性の場合50g。肉や魚の場合、概算だが100gあたり20パーセント前後たんぱく質が含まれている。メニュー選びや献立の参考にしましょう。

恐ろしい…「タワマンを継いだ長男」が今さら後悔してるワケ

コラム
04 /29 2021
憧れだったタワマン暮らし。ゴミ捨ては楽だし、景色も良いし、本当に住んで良かったなあ……と気ままに暮らす住民を襲った、とんでもない事態とは?

「突如相続したタワマン」最初こそ悠々自適だったが…
(※写真はイメージです/PIXTA)

タワーマンション(以下、タワマン)とは、基本的に地上20階建て以上の居住用高層建築物のことを指します。高級感漂うイメージがありますが、実際の居住者に話を聞いてみると、「終の棲家にする気はない」「賃貸で束の間の暮らしを楽しんでいる」といった声が多く聞かれます。さらに深堀りしていくと「引っ越したい」という意外な意見まで……。

証券会社に勤める30代後半の五味さん(仮名)。新卒で入った会社で10年以上戦い抜き、順当に出世。現在の年収は800万円ほどです。タワマンに暮らしはじめたのは8年前のこと。相続で一室を受け継いだことがきっかけでした。

「不動産会社を経営していた父が3年前に亡くなりました。母もすでに亡くなっているため、弟が会社、そして僕は父が一人で住んでいたタワマンを相続したんです。正直会社を継ぐ気はさらさらなかったし、納得のいく遺産分割でした」

継いだのは湾岸にそびえたつタワマンですが、一人暮らし向きの1DKとコンパクトな物件でした。その住み心地は「最高でした」と語ります。

「最初は良かったですね……。湾岸なだけあって景色が抜群です。ジムも使えて、ゴミ捨ても楽。ご近所づきあいも特にないし、永遠にここに住みたいと考えていました」

タワマン生活を存分に楽しんでいたという五味さん。不満は一切なかったのでしょうか。

「強いて言うなら『タワマンから出るまで時間がかかる』ってことでしょうか……。駅チカが売りの建物なんですけど、『タワマンの外』に行くまで5分かかるので、実質10分ぐらい歩くんですよね。結構めんどくさいです」

「もう一つ気になっていることがあって」
五味さん、「もう一つ気になっていることがあって」と続けます。

「管理費と修繕積立金が結構高いんですよね。築年数が結構経っていますから、そろそろ大規模修繕が始まるのかな。資産価値は下がる一方だし、このまま持ち家として住み続けていいのかどうか……。都心の一等地のタワマンならまだしも……」

五味さんの意見、実は昨今のタワマン事情を鋭く突いています。武蔵小杉のタワマン水没騒動を皮切りに、「2022年問題」が話題になっていることをご存じでしょうか。

“2020年には東京五輪の開催が延期されたが、その2年後あたりに築15年から20年を迎えるタワーマンションが大量に発生する。現在ラッシュを迎えたタワーマンションの大規模修繕工事は、そのころがピークになるはずだ。これがいわゆるタワマン大規模修繕の「2022年問題」と呼ばれている。”榊淳司『限界のタワーマンション』(集英社)

東京オリンピック後の資産価値下落をはじめ、タワマンの「未知なるリスク」については多くの専門家が指摘するところです。警鐘を鳴らす声はほかにも。

“超高層マンションが登場した当初から問題視されてきたのは、維持修繕の問題である。超高層では足場を組めずゴンドラでの補修が中心となる。マンションはオフィスビルに比べ、バルコニーがあるなど外壁の形状が複雑であるという点でも維持修繕の難易度が高い。

また、付帯するエレベーターや給排水システム、防災設備が高機能・高額であるということも、維持修繕がコスト高となる。築14年前後(国土交通省は築12年程度での修繕を目安として示している)に行われる外壁やベランダ修理を中心とする1回目の修繕を乗り切ったとしても、エレベーターや給排水システムの交換の必要が出てくる築30年前後の2回目の大規模修繕については、コスト的にできるのかという問題が浮上する可能性がある。”米山秀隆『限界マンション 次に来る空き家問題』(日本経済新聞出版社)

相続で思わぬ資産を手に入れた五味さん。当初こそ喜んだものの「このまま住み続けていいのか」と頭を悩ませています。

「彼女との結婚が決まったら、賃貸に出したいとは考えていました。家族で暮らすには狭いですし。……ただ賃貸のオーナーになるのもリスクありますよねえ。やっぱり売っちゃったほうがいいんですかね」

不動産という資産が抱えるリスク。「賃貸 vs 持ち家」論争は永遠に解決しないものの、「相続財産としての不動産」は、はたして本当に受け継いでいいものか、慎重な対応が求められます。

「恥ずかしくないの?」値引きシール商品購入を諌められた人たちのモヤモヤ

コラム
04 /29 2021
スーパーで閉店間近になると、生鮮品やお惣菜に貼られる値引きシール。一部のコンビニでも消費期限が近くなると貼られることがある。通常料金よりも安く購入できるとあってお得感を感じる人がいる一方で、そうした商品を購入する行為を「恥ずかしい」と感じる人もいるようだ。SNSでも度々、話題になるこの問題。値引き品購入を諌められた人たちが感じるモヤモヤとは。

 メーカーに勤務する30代の女性会社員・Aさんは、値引き品を見つけると、「“戦利品”を獲得できたと、嬉しくなる」タイプだと自己分析している。しかし、そのことを女友達に話したところ、価値観の違いが露呈し、距離を置くようになったという。

「コロナ禍で自宅で食事を作る機会が増えるなか、スーパーのお惣菜が大助かりで、なおかつ値引き品だと『お得だよね』と何気なく口にしたんです。すると、彼女から『すごい、よく買えるね。恥ずかしくない?』と言われてしまいました」(Aさん)

 さらにAさんの女友達は、「SNSに値引きシールが付いた商品を投稿している人も意味不明」で、「値引き品を買っている男性とは付き合いたくない」と言ったという。Aさんはドン引きするも、「そういう考えもあるよね……」と、作り笑顔でその場を凌いだ。

「その価値観にびっくりしました。スーパーで働く親戚に話したら、『買ってほしいからシールを貼っているんだけど……』と困惑していましたけど」(Aさん)

 人材派遣会社で働く20代の女性会社員・Bさんも、値引き品の購入をめぐって、最近交際を始めたばかりの30代男性と険悪な雰囲気になったと明かす。20時すぎにスーパーに2人で訪れた時のことだ。「半額」の値引きシールが付いた惣菜を見つけ、Bさんが迷わずカゴに複数の商品を入れながら、「お寿司が半額なんて最高だよね」と彼に言うと、思わぬ言葉が返ってきた。

「『何品もかごに入れて恥ずかしい。一緒にいる俺の身にもなってくれよ』と言われました。一瞬何を言われているのかわからず、キョトンとしてしまいました」(Bさん)


Bさんは、普段から惣菜だけでなく、肉や魚、野菜などといった食材の見切り品は多めに購入し、冷凍するなど倹約に努めていた。それだけに、彼の言葉に多少の違和感を抱きながらも家路についたが、家で購入したお寿司を食べ終わると、“事件”は起こった。

「彼が、容器の値引きシールをわざわざはがして、『もし、値引きだらけの商品を買っていると知られたら、恥ずかしいだろ』と言うんです。そんなに値引き商品って恥ずかしいことなんでしょうか。金銭感覚の違いなので、今後の交際にも影響しそうです……」(Bさん)

 大手商社に勤務する40代の男性会社員・Cさんも、セール品や値引き品を好んで買うタイプ。だが、そんなCさんの姿勢に、「稼いでいるクセに……」と嫌味を言う人もいると明かす。

「収入の多寡と値引きされている商品を買うかどうかは、関係ない。収入があるからといって無駄な贅沢をするような人は、結局お金も貯まらないのではないでしょうか。“イジり”だとしても面倒なので、『だから金が貯まるんだよ』と笑顔で返すことにしています」(Cさん)

 Cさんは、嫌味を言う人に出くわす度に、思うことがあるという。

「“お買い得”に預かれなかった人が、ゲットできた人に対して、羨ましいのかなと思っています。同じ商品なら安いほうがお得だと思うのは、当たり前でしょ?」(Cさん)

 価値観の違いといえばそれまでだが、いいと思ってやっていることがなぜ諌められるのか、理解できずにモヤモヤする人は少なくないようだ。

「愛想のよさ」で人生が決まってしまう納得理由

コラム
04 /29 2021
日本を代表する一部上場企業の社長や企業幹部、政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチなどのプライベートコーチング」に携わり、これまでに1000人の話し方を変えてきた岡本純子氏。
たった2時間のコーチングで、「棒読み・棒立ち」のエグゼクティブを、会場を「総立ち」にさせるほどの堂々とした話し手に変える「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれ、好評を博している。
その岡本氏が、全メソッドを初公開した『世界最高の話し方 1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた! 「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール』は発売後、たちまち12万部を突破するベストセラーになっている。

コミュニケーション戦略研究家でもある岡本氏が「グローバルエリートに愛想のいい人が多い理由」について解説する。

■「第一印象」が決まるのは、ほんの「一瞬」

 新型コロナの感染の再拡大により、再び「リモートワーク」の機運が高まっています。

 せっかく対面での授業が再開されたと思ったら、またオンラインで、となってしまった学生や、新しい配属先の仲間とも、リアルではまったく会えていないという社員もいることでしょう。

 オンラインでも、リアルでも新たな出会いが増えるこの時期だからこそ、心得ておきたい「コミュニケーションの鉄則」があります。

 わかっていそうで、案外意識されていないコミュニケーションの残酷な真実、それは、「第一印象(ファースト・インプレッション)は『一瞬』で形作られ、『一生』を形作る」ということ。

 見知らぬ誰かと会う瞬間に相手に与える「印象」は、多くの場合、あなたの人間としての評価そのものを「あっという間」に決めてしまい、「一生を左右するもの」なのです。

 日本では、「コミュニケーション」は「慣例」などに従って行われるもので、その巧拙は「才能が決めるもの」と考えられています。一方で、アメリカなどでは、「コミュニケーションは科学であり、学ぶものである」という認識が一般的です。

 「なんとなく、周りがやるように」という日本スタイルとは違い、脳科学や心理学、行動経済学など、アカデミックに「分析・研究」が行われ、「最適解」が導き出され、その「方程式」に基づいて、「誰もが鍛え、上達させることができるもの」なのです。

例えば、「第一印象」といった、あまり学術的ではないように見えるテーマでも、多くの有名大学の学者の手で科学的に徹底的に分析されており、無数の論文が存在することに驚かされます。

 今回はそうした、「第一印象と愛想のよさ​の科学」について紹介しましょう。

■「第一印象」は「10分の1秒」で決まる

 「第一印象」ははたしてどれぐらいの「時間」で作られるものかについては、諸説があります。

「3秒」「7秒」「15秒」などと言われますが、プリンストン大学の研究では、なんと、「たったの『10分の1秒』誰かを見ただけで、その印象は決まってしまう」と結論づけています。

 被験者に見知らぬ人の顔の写真を10分の1秒見せた場合と、もっと長い時間見せた場合で、印象は変わらなかったそうです。

 人は誰かと会った瞬間に、印象を形作ってしまう、この現象は「snap judgement」「thin slicing」などと呼ばれます。

 「snap」とは「即」「すぐに」ということですが、まさにほんの一瞬の判断ということ。「thin slicing」とは、まるで、MRIにかけるように、うすーく表面をスライスするように判断されてしまうということです。

 なぜ、そのような「短時間」で作られるのか。それは人間の「生存本能」に関係しています。

 知らない人や動物に遭遇したときに、「敵か味方か」と瞬時に判断しなければ、命が危険にさらされてしまいます。「信頼できる人」か、「安心してもいい」か、「一瞬」でその評価を決めてしまう必要があったのです。

■一度できた「印象」は、なかなか覆らない

 実はこの「第一印象」。あっという間に作られるものなのに、一度できてしまうと、それを覆すのは、なかなか難しかったりします。タフツ大学の研究では、最初の授業を受ける前に生徒が講師に持った印象は「2年たっても変わっていなかった」そうです。


 つまり、最初に「嫌な奴だな」と思われてしまうと、その印象を変えるのは容易ではないということで、そこには、「確証バイアス」と言われる認知の歪みが関係しています。

 確証バイアスとは「自分の仮説や信念に合致した情報ばかりを無意識的に集めてしまい、反証する情報を無視する」こと。つまり、Aさんが、「Bさんは冷たい、意地悪な人だ」と思い込んだ場合、Aさんはその後、Bさんのそうした側面ばかりに着目してしまうのです。

 コーネル大学の教授は「第一印象は『自己充足的予言』のようなもの」と表現しています。何気ない表情やしぐさ、言葉でも、「やっぱり、私の思った第一印象のとおり、この人は〇〇なんだ」と解釈して、そのイメージを勝手に増幅していくというわけです。

 つまり、フィルターやメガネのように、一度作られてしまうと、「そのレンズを通してしか判断されなくなってしまう」わけです。

 もちろん、その後じっくり話す機会があったり、仲良くなったりすれば、イメージを変えていくことはできるわけですが、多くの場合、そこまでの時間を共にすることはできないため、最初の印象が一生こびりついてしまいがちになるというわけです。

 「信頼性」「能力」「親しみやすさ」「誠実さ」「倫理観」など、多くの資質が、一瞬の「第一印象」によって、評価が決まってしまう。であるからこそ、欧米のエリートは、この「最初の瞬間」を大切にしています。 

■多くのエグゼクティブが「第一印象」を重視している

 これまで1000人を超える日本や海外の社長・役員の家庭教師をしてきましたが、海外のエグゼクティブの人と会うと印象に残るのが「やたらと愛想がいいこと」です。

 彼らは目が会った瞬間に、満面の笑みを浮かべて、「How are you?」などと近づいてきて、手を差し出してきます。たいてい「君と会えてうれしいよ~」と言ったように、大げさなぐらいに上機嫌。「ブスっ」としている人に会うことはほぼありません。

 日本でも、資生堂の魚谷雅彦さん、ソフトバンクの孫正義さん、日本電産の永守重信さんなどのグローバルリーダーは実際にお会いすると、非常にチャーミングです。

 一方で、残念ながら、無表情で、愛想のないエグゼクティブも少なくはありません。「男は三年片頰」なる言葉があるそうです。


男たるものはむやみやたらに笑わず、3年に1度だけ片方の頬に笑みを浮かべる程度にとどめよ」ということらしいのですが、そもそも「男たるもの」という表現がすでに、もう今どきどうなのか、という感じですが、「笑顔=にやにやしてしまりがない」と思い込んでいる人も、まだまだいます。しかし、これは本当に「もったいない」。

 エグゼクティブに限らず、第一印象にあまりこだわらない人は大勢います。かく言う私も新聞記者時代は横柄で、いやな奴でした。「記者としては『できる』風に見せるほうがいい」という勘違いで、エラそうに振る舞っていたのです。今から思うと、なんと浅はかだったことか。

 やたら愛嬌を振りまく必要はありませんが、「冷たそう」「意地悪そう」「頭が悪そう」「いやな奴そう」……そんな「第一印象」は避けたいものです。

 一生を決める「第一印象」。その改善法についてもこれまた星の数ほどの研究があるのですが、その中から今回は「5つだけ」紹介しましょう。

 今回お教えしたい「第一印象改善法」は、次の5つです。

 【1】「笑顔」──たかが笑顔、されど笑顔。その効果は無限大

 笑顔は伝染します。相手を安心させ、幸せな気持ちにします。たかが笑顔、されど笑顔、その効果は無限大です。

 【2】「姿勢」──堂々とふるまう。猫背や縮こまった姿勢はNG

 「堂々としたボディランゲージと姿勢」は好印象を作り出します。猫背や縮こまった姿勢に注意しましょう。

 【3】「服装」──「清潔感+自分らしい服装」に

 清潔感があり、あなたらしい服装が大切です。頭の先からつま先まで他人と同じではなく、個性を大切にしてください。

 【4】「言葉」──「ネガティブな言葉」はなるべく避ける

 批判や中傷、愚痴、悪口などのネガティブな言葉は、あなたのイメージまでネガティブなものにします。なるべくポジティブな言葉に言い換えていきましょう。

 【5】「アイコンタクト」──「しっかり+適度に」視線を交わす

 「あなたに会えて嬉しい」という思いを込めて、しっかりと、適度に視線を交わすことで、信頼感や好印象が醸成されます。

■「自分史上最高の第一印象」は作ることができる

 「表紙で本の価値を判断してはならない」という英語のことわざがありますが、残念ながら、表紙で、見出しで、人は簡単に判断されてしまいがち。

 忙しく、じっくり情報を吟味する時間のない現代人には、ますますその傾向が強まっている感じがします。一つ気を付けたいのは、自分の「第一印象」に気を配る一方で、人を第一印象だけで決めつけ、切り捨てないようにすることです。第一印象の悪かった人ほど、後でじっくり話してみるととてもいい人だったりするものですから。

 「第一印象に第二のチャンスはない」。これも英語のことわざですが、この教えを生かして、ぜひ「よりよい人間関係」を築いていってください。

 「ちょっとした一言」「ちょっとした話し方」「ちょっとした立ち居振る舞い」この3つで、「自分史上最高の第一印象」を作ることができる、私はそう確信しています。


「コロナ禍の就活に失敗する人」の5つの特徴

コラム
04 /28 2021
共同通信社によると、2022年卒入社の新卒採用に関して、採用数を2021年度実績より減らすと回答した企業は、110社中24社(22%)に上ったという。コロナ禍の影響が直撃した2021年度は、半数近くの企業が採用実績を減らしており、不況が続く業界を中心に引き続き採用を控える動きが続いている。

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筆者は、UZUZという就職エージェント会社で、新卒から20代の若手社会人向けの就活サポートを行っている。現場で2020年に始まったコロナ禍の影響を見ていると、共同通信社の調査同様、企業は新卒採用に慎重な姿勢を維持しており、しばらくは採用ハードルが上がることが予想される。

 そのため、何となく就活するのではなく、「コロナ禍に合わせた就活」にシフトしなければ、就活をうまく進めることができないと考えている。ここでは、現場で就活サポートをしていて感じる「コロナ禍で就活がうまくいかない人の特徴」を紹介することで、就活生に少しでも警鐘を鳴らせたらと思う。

■コロナ禍で就活がうまくいかない人の特徴

1. 情報収集が「口コミ」に偏重
 就活において、情報収集は確かに大切だ。しかし、情報収集はあくまでも「行動するため」に必要なものであって、「情報収集で行動が完結(情報収集ばかりで行動がともなわない)」してしまってはいけない。また、情報収集のやり方を間違えると、収集した情報によって、行動から遠ざかってしまうおそれすらある。

 現場で就活サポートをしていると、情報収集によって求人企業への不信感が募り、エントリーできずに活動が止まってしまっている人と会うことがある。特に「口コミ」にばかりにかたよった情報収集を行っている人は、企業のネガティブな情報ばかりを目にしてしまい、どの企業もブラック企業に見えてしまう。

 冷静に考えてもらえばわかるのだが、就活の口コミサイトというのは「ネガティブな情報の溜まり場」だ。ポジティブな口コミもないわけではないが、基本的にはネガティブな感情のはけ口として使われているケースが多い。今までに選考を受けた人や会社を退職した人が、会社のポジティブな口コミをわざわざ書き込むケースは少ないと予想できる。


少し話は変わるが、就職サービスやエージェントを探す際、口コミサイトや紹介サイトを参考にする人がいる。しかし、その中には「アフィリエイトサイト」という広告サイト(広告主がお金を払って掲載、良い情報を載せてもらうサイト)の場合がある。

 このように「口コミ」によって収集できる情報には、生の貴重な情報がある一方、ネガティブな情報や中立な立場ではない人が書き込んだ情報も混ざっている可能性が十分考えられる。取り扱いには注意が必要だと言える。

 口コミサイトによって行動できなくならないよう、就活生には次のようなアドバイスをしている。

・口コミでネガティブ情報を収集したら、ポジティブ情報を意図的に収集する(バランスを取る)
・社員数が多い企業はネガティブな情報が多くなることは当然なので、「口コミ数」ではなく「口コミ率(口コミ数/社員数)」で評価する
・情報収集する際は「アフィリエイト(広告)サイト」かどうかを確認する

■少しくらい条件に合わなくても「受けてみる」

2. 企業選びのハードルが高く「受け惜しむ」
 受ける企業を選ぶ際のハードルが高すぎる「受け惜しみ人材」も就活では失敗しやすい。私は就活サポートを行う場合、自分の仕事選びの条件の6~7割満たしていれば、その求人を受けるようアドバイスしている。条件を満たしている度合いがさらに低くても、時間に余裕があるのであれば、受けた方が良いとさえ思っている。

 なぜかというと、選考を受けることには、次の2つのメリットがあるからだ。

・選考を受けることで、「選考経験値」を高めることができる(面接は練習よりも実践から学ぶことのほうがはるかに多い)
・企業ホームページや採用情報だけではわからない情報を選考時に収集できる(特に企業や働いている人の雰囲気は、実際に選考を受けないと収集しづらい)
 最終的に「内定をもらえた企業」の中からしか入社企業を選べないことを考えると、条件を「十分満たす企業」だけでなく「ある程度満たす企業」も受けておいて損はない。多くの企業の選考を受けたほうが内定企業を増やすことができるし、選考中に情報収集ができることから、入社する企業を決断する際、より精度高く選ぶことができる。

 手当たりしだいに全部の企業を受けろとまでは言わないが、「受け惜しむ」くらいなら「受けてみて判断」したほうがチャンスを逃さないので、おすすめだ。

3. 相談相手がいない
 就活において情報収集ばかりしている人は失敗しやすいと前述したが、これは「情報の重要性」を否定しているわけではない。就活において、情報は非常に重要だ。

 就活がうまくいかない人には「相談相手がいない」人が多い。同じ立場の就活生だけでなく、エージェントやOB/OGのような、仕事や就活の情報をより多く持っている人に相談できる人は就活をうまく進めやすい。就活について相談したり、情報収集する相手がいる人はその分、有利といえるだろう。

 相談相手がいることには、もう一つ大きなメリットがある。それは、就活がうまくいかない場合でも、相談によってストレスを溜め込まないで解消できる点だ(相談というよりも愚痴や弱音を吐くことでストレスを解消し、精神を安定させる)。

 孤独な状況で就活がうまくいかないと、モチベーションが下がってしまい、自信も喪失してしまう。本来であれば就活がうまくいくはずの人が、「孤独な就活」によって精神的に追い込まれてしまい、失敗するケースを数多く目にしてきた。

 コロナ禍において、相談相手を探すことは一層難しくなっている。最近では就活生同士がTwitterの就活アカウントでつながったり、OB訪問支援サービス「Matcher」といったサービスで社会人、OB/OGとつながりを持つ人が増えている。このように、「相談相手を作る」ことも就活の必要事項と捉え、主体的に進めていくことが重要だと言える。

■自分のやりたいことだけで選んでいないか

4. 仕事選びが「自分ニーズ」だけで「市場ニーズ」がない

 これはコロナ禍になる前の「売り手市場」の頃から発生していたのだが、仕事選びが「自分ニーズ(自分のやりたいこと)」だけになってしまっている人は就活に失敗してしまう。「自分のやりたいこと」を仕事選びの条件として取り入れること自体は問題ないのだが、市場ニーズを完全に無視してしまっては、なかなかうまくいかない。

 就活は、あくまでも「求職者と採用企業のマッチング」なので、市場ではどんな仕事(ポジション)にニーズがあり、企業はそのポジションにどのような人材を求めているのかを把握したうえで就活を進める必要がある。特にコロナ禍のような不景気の中では、「自分ニーズ」よりも「市場ニーズ」を優先して就活するくらいのスタンスが重要だ。
 市場ニーズがないとそもそもの採用枠が少ない(選考倍率が上がる)だけでなく、不景気では雇用が不安定になる。自分がやりたいことであっても、就職できない、就職してもリストラになる可能性が高い仕事であれば、選ぶべきではないというのが私の意見だ。

5. 様子を見ていて初動が遅い
 これはコロナ禍以前にもあったことだが、コロナ禍によって「とりあえず様子を見よう」という人がさらに増えたと感じている。

 「コロナ禍の影響が判断できない」「何から手をつけていいかわからない」と言って様子を見ている人たちは、即行動に移している人たちに大きな差をつけられてしまう。

 就活は以前にも増して早期化しており、採用解禁の3年生の3月よりもかなり前から選考インターンに参加し、内々定をもらう学生だけでなく、1年次や2年次から企業で長期インターンシップ(企業アルバイト)をしている学生すら出現している。

 「様子を見る」という表現は、どちらかと言うとポジティブな表現として認識されているが、こと就活や仕事においては、「様子を見ている余裕」などない。何の狙いもなく様子を見るくらいなら、「やってみて情報収集する」ほうがはるかに効果的だ。コロナ禍のように周りの動きが見えない状況下においては、自分で行動し、情報を収集していく姿勢がより一層重要になる。

■コロナ禍でも大事なことは変わらない

 このように、コロナ禍での就活がうまくいかない人には共通の特徴がある。しかし、実はこれらの特徴は「通常時の就活」においても避けたほうがいいものばかりだ。

 結局、次のように行動している人が就活で結果を出すことができる。

・情報収集だけが目的になっておらず、「行動につながる情報収集」ができている
・選択肢や情報収集の機会を少しでも増やすため、「選考を受けるハードル」を必要以上に上げない

・相談できる人を、受け身ではなく、自ら探している
・「自分ニーズ」よりも「市場ニーズ」に重きを置いて活動している
・「ただ何となく」様子を見ない(状況が読めなくても行動しながら活路を見出す)
もし、現在の就活がうまくいっておらず、悩みを抱えている人は、YouTubeのUZUZ就活チャンネルや、Twitterで相談を受け付けているので、相談してみてほしい。

 就活は孤独な戦いだ。だからこそ、相談できる相手を自分で探し、悩みを一人で抱え込まないで済む環境づくりが重要だ。就活がうまくいっていない人が、少しでも今の状況を好転させ、納得いく就活をしてもらえればと思う。

クレーマーが言いがかりをつけて恫喝、心が折れずに対応する秘訣とは

コラム
04 /28 2021
クレーム対応の現場では、主導権は攻撃側(クレーマー側)にあります。クレームをつける側が有利で、対応する側は絶対不利な状況にあるのです。前回のケースでも、焦りから車掌が発した不用意な一言、「普通は~」という言葉尻をつかんだ、“輩”の一言で形勢が逆転しました。こういう人たちは、いちゃもんをつけるのが日常茶飯事で、クレームをつけ慣れています。そう、クレーマー側は、まるで大型の肉食獣のように暗闇でじっと息をひそめ、獲物のうかつな隙を待ち構えているといっても過言ではないのです。

 クレームをつけられる対応側(この場合は車掌)は、自分の不用意な一言で事態が動いてしまったことに焦り、

 「上司や組織、監督官庁に報告(告げ口)されたら面倒なことになる」
「もしかすると叱責されるだけではなく、出世や将来に影響するかもしれない」
「どうしよう」

 などと不安になり、心が折れそうになってしまうのです。そのため、相手が言っている内容が理不尽だと思っても、相手の要求をのんで、妥協してしまいやすくなります。

 それでは、対応する側は理不尽な責め苦に、ただひたすら口を閉じ、耐えるしかないのでしょうか? 大丈夫です。対応する側はシンプルな一言で、敵意の牙を隠した相手を暗闇から明かりの下(公の場)に引きずりだし、自分の身を、心を守ることができます。

 今回は、新幹線での事例を振り返りながら、「では、車掌はどうしたらよかったのか?」について解説したいと思います。

● ピンポイントおわびからの毅然とした対応が効く

 「お前、名前はなんて言うんや。役職と名前を言えや。タダじゃおかんぞ!」

 こうすごまれたら、あなたならどうしますか? 私であれば、まず相手に与えた不快感に“ピンポイントおわび”をし、“ギブアップトーク”のフレーズを使う、という流れで対応します。

 詳しく見ていきましょう。「困りましたねぇ……」、まずはこの一言で自分の焦りをコントロールし、「はい、私は〇〇所属の●●です」と腹を据えて毅然と名乗りましょう。

 業務上であっても、誰しも「個人情報」は言いたくありません。名前や所属を知られたら、きっと良くないことが起こる、と予感しているからです。しかし業務上のトラブルに際して相手に名前を尋ねられ、「言いたくありません」では現状は打破しません(クレーム対応での職員の名前の扱いは、また今後の連載で解説します)。また、名前だけではなく所属まで聞かれたことで、「なぜ、そんなことまで言う必要がある」などと怒りの感情を持つ方もいるでしょう。

 しかし、怒りにのまれては相手の思うツボ。焦りや戸惑いだけではなく、怒りもクレーマーが待っている不用意な一言を誘発してしまうのです。百戦錬磨の“輩”クレーマーは突きどころを熟知しているのですから。

 「お前、今“普通の場合”って言うたな。俺は普通の場合ちゃうんか!? ことと次第によっては、人権問題で大ごとやぞ!?」

 このように言葉尻を捉えられ、責められたときには“ピンポイントおわび”を使います。「お客様にご不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした」と、ピンポイントでおわびをします。

 このとき大事なのは、「起きてしまった事実」ではなく、焦りから発してしまった「不用意な一言」に対してだけ謝罪すること。「突然大声を出され、頭が真っ白になってしまいました」など、冷静に、自分の発言に対してのみ謝罪するのです。


 そして、事実(この場合は、予約した座席と実際の新幹線が誤っていた場合の変更手数料)については、「大切なことなので確認してまいります。お客様のお名前をお聞かせください」と、いったん持ち帰り、相手の名前を尋ねます。この“相手の名前を尋ねる一言”がとても大切です。この一言で事態が鎮静するケースが非常に多いのです。

 新幹線の事例で、対応側(クレームをつけられる側、車掌)が名前や所属を聞かれて冷静さを失ったように、実はクレーマー側も名前を聞かれるのは嫌なのです。「匿名の名なし」状態なら好き放題できますが、これが自らの名前を名乗り一個人として扱われるとなると、クレーマーも何とも言えない気持ちになり、無礼な態度を続けづらくなるでしょう。個人を特定され、不利益を被るリスクはクレーマー側にも当然あるためです。

 また、自分のペースを守りながら丁寧に相手の名前を確認し、「少々お待ちください」と言ってその場を離れるのも有効です。こうすることで、時間的にも距離的にも間合いがとれるのです。「間違いがあってはいけませんので、本部に確認してから対応させていただきます」と告げて、その場を離れるのもいいでしょう。

 自分の名前を教えたくないクレーマーが、もしウソの名前をでっちあげて取り繕おうとしても、本部に確認されたら困ります。“輩”にとっては、トラブルが大きくなり、どんどん逃げ場がなくなっていくのは望まない展開です。ましてや物理的な逃げ場もない新幹線。大ごとになり、持久戦に持ち込まれたら、逆に相手にとっては、「次の駅で警察が待ち構えているかもしれない…」などと、待たされている時間がプレッシャーになるのです。

 メリットよりもデメリットのほうが大きくなったとき、この手のクレーマーは「もうええわ!」と、あっけなく手を引きがちです。“輩”というのは、激情的に見えますが、実は冷静に状況を見て、メリットデメリットを天びんにかけているものなのです。

 みんなが不安な今は、クレームが起こりやすい

 私は、自分と直接関係のないこうしたトラブルに遭遇したとき、「自分が対応するとしたら、どうしたらいいだろう?」と考えるクセをつけています。見た目は怖くても、本当に悪質性があるのかわからないような“グレーゾーン”のクレームは、膠着(こうちゃく)状態になりやすく対応が困難になりやすいものです。

 今は、脅威が目には見えないコロナ禍で、誰もが潜在的な恐怖感を抱いています。こうした環境ではクレームが頻発しやすくなり、クレームを受ける側は通常なら耐えられるようなストレスにも普段以上に悩まされがちです。しかし、こうした状況だからこそ、クレームに対応する側の少しの踏ん張りや粘りで結果が劇的に良くなることもあります。

 今回のケースのように、“ヤクザ”や“輩”が使う「かまし」の手口を理解しておくと、とっさのときに冷静になることができます。あらゆる局面で平常心を保ち、冷静にクレーマーに対応するためには、相手の手口を知ることもまた大切なのです。

人生に「いいこと」が長く続く方法

コラム
04 /27 2021
長引くコロナ渦中。一部地域には緊急事態宣言が出されるなど、引きこもりがちな毎日に、ストレスを感じている人も多いのではないだろうか。
寝ても疲れが取れない、ちょっとしたことですぐ不安になる、自分だけが取り残されているように感じる……という人にぜひ読んでほしいのが、2021年4月14日に発売後、即重版が決定した『大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした』(クルベウ著 藤田麗子訳)だ。
原著は韓国で2020年7月に発売。発売後5ヵ月で6万部を突破し、韓国の大手書店でもベストセラーランキング入り。「つらいときにひとりで読みたい」「低くなった自尊心を満たしたいときはこの本が役立つ」「誰が読んでも共感できる内容」と絶賛の声が数多く寄せられている。
著者のクルベウ氏は事業に失敗し、自分を励ますためにSNSに投稿していた癒しの言葉が多くの共感を集め、2015年に作家デビュー。処女作『心配しないで』はBTSのファン感謝イベントでJ-HOPEから「メンバーのJINにおすすめしたい本」として紹介され、ファンの間で「BTSおすすめの作家」として話題に。クルベウ氏は韓国では著書累計55万部を突破するなど、「韓国のSNS作家として一番人気」との呼び声も高い。
そんな人気作家のベストセラーエッセイの邦訳が2021年4月14日に刊行。
「自分らしく、豊かに生きるためのメソッド」が詰まった本書。今回は、日本版から「人生に『いいこと』が長く続く方法」について抜粋・編集して紹介する。

● すべての人にわかってもらえなくていい

 話しすぎるな、ますます話を聞いてもらえなくなる。

 話をたくさん聴け、相手にどんな言葉をかければいいのかわかるようになる。

 一言一句に多くの意味を見出そうとせず、その人があなたをどう思っているのかを重視しなさい。

 あなたをふだんから大切にしていたかどうか、それがいっそう真理に近い。

 たくさんの人に、あなたがどんな人なのかをすべて話す必要はない。

 ネガティブな考えを減らして、ポジティブな想像をたくさんしよう。

● 「恐れ」と向き合えば、きっと何でも乗り越えられる

 「人生で遭遇する物事すべてがうまくいくべきだ」と考えるのではなく、よくないことから早く抜け出す訓練をしよう。

 そうすればいいことが長く続く。

 不完全でも成長を続けていて

 怖がりだけど、恐れる自分を克服しようとしていて

 実力はまだついていないけれど、やる気に満ちている。

 そんな人なら、きっと何でも乗り越えられるだろう。

樺沢紫苑の「読む!エナジードリンク」コロナより怖い孤独のリスク

コラム
04 /26 2021
●コロナで亡くなる人は0.25%

 新型コロナウイルスの変異株が増え、患者数の増加が懸念されています。テレビを見ると「変異株が増加中!」「変異株は感染力が強い!」と、恐怖心を煽る報道が朝から晩まで続いています。

 高齢者のなかには「コロナが怖い!」という理由で、ほとんど外出しない、誰とも会わない、と家にこもっている方も多いようです。 精神科医の私としては、コロナ以上に「運動不足」と「孤独」の問題が深刻化していることが心配です。

 2020年、日本で新型コロナ感染症のために亡くなった方は3414人。 すべての死亡者数は138万4544人ですから、コロナ感染を原因とする死亡者数の割合は、わずかに0.25%です。

 つまり亡くなった人の99.75%は、コロナ以外の原因で亡くなっているのです。

 コロナ感染を防ぐのはとても大切なことです。しかし、「コロナが怖い」と家から一歩も出ないために、「運動不足」と「孤独」に陥り、別の病気のリスクを何倍にも増やしている。

 その結果、寿命を縮めてしまっては、本末転倒の結果になってしまいます。

●運動不足の危険性

 運動不足は、「ガン」「心臓疾患」「糖尿病」などの生活習慣病、そして、「うつ病」や「認知症」などのメンタル疾患のリスクを飛躍的に高めます。「1日15分の運動で、死亡率が半分になる」という研究結果もあります。

 では、「運動不足」の基準はどの程度のものなのかというと、「1日15~20分の早歩き」で、最低限の運動量はクリアできると考えられています。

 実際、「1日に20分の早歩きで、寿命が4年半延びる」という研究結果もあります。

「1日15~20分の早歩き」は、普通に通勤しているサラリーマンであれば十分にクリアしているのですが、高齢者やリモートワークで「家から一歩も出ない人」は、間違いなく運動不足に陥っています。

 また運動不足によって、基礎体力が低下すると、免疫力も低下して、感染症にもかかりやすくなります。運動不足の人がコロナに感染すると、重症化する危険性が高いのです。

●コロナ禍で激増する認知症

 高齢者の場合、運動不足によってすぐに影響が出るのは「認知症」と「寝たきり」のリスクです。

 知人の精神科医から、「コロナ禍になって物忘れが進んだ」と訴える認知症の患者さんがすごく増えたという話を聞きました。

 認知症の予防法は、なんといっても「運動」と「コミュニケーション(人と会う)」。

「1日20分の散歩で、アルツハイマー病のリスクを2分の1以下に減らせる」という研究結果もあります。運動は認知症を予防します。また、人と会う、人と話すことで、脳が刺激されます。

 逆に「人と会わない」生活は、認知症を一気に進行させる原因となります。「人と会わない」というのは、メンタル的に非常に危険なことなのです。

●コロナで寝たきりの高齢者が増える!?

 また「家から出ない」生活は、ごく短期間でも「筋力が衰える」原因となります。毎日20分、散歩や買い物に出かけている人は、「寝たきり」になる危険性が少ない。

 しかし、1カ月以上ほとんど外出も運動もしないという人は、間違いなく筋力が衰えます。とりわけ高齢者の場合、一度衰えた筋力を元に戻すのは、簡単ではありません。

 筋力が衰えてからあわてて運動しても、転倒の原因となるだけ。転倒すると骨折する可能性があります。骨折して入院すると、さらに筋力低下が進む……。入院をきっかけに「寝たきり」になる人も多いのです。

 コロナに感染する確率よりも、「寝たきり」や「認知症」になる確率のほうがうんと高いのに、それを心配する人がほとんどいないのは不思議ですね。

●対策は「1日5分の朝散歩」

 運動不足の解消法として、私がおすすめするのは、「1日5分の朝散歩」です。「15分」できればベストですが、いきなり15分というと「無理です」という人が多いので、まずは「5分」でOKです。

 同じ長さの散歩でも、朝におこなうと、「セロトニン分泌の活性化」「体内時計のリセット」の効果があるため、気分が安定し、意欲も湧いてきて元気になる、夜にぐっすりと眠ることができ、ストレス発散効果が得られる、さらに、太陽の光を浴びることで、ビタミンDの効果が得られ、骨粗鬆症の予防や免疫力アップにつながる、と、まさにいいことずくめなのです。

「外に出るとコロナの危険が……」と心配な人は、公園や河川敷、緑の多い広々とした場所を歩き、誰とも会話しなければ、コロナ感染のリスクはほぼないと言っていいでしょう。

 高齢者の場合、体力がないので5分の散歩でも息が切れるのですが、若い世代の10分、15分に相当する運動効果が得られます。

 体力的に散歩が無理という方は、公園のベンチに座る、あるいは日の当たる縁側やベランダに座る。つまり、「日向ぼっこ」だけでも、「セロトニン分泌の活性化」「体内時計のリセット」の効果は十分に得られます。 

●孤独は「孤毒」

「孤独」が健康と関係があるの? そう思った人も多いかもしれません。じつは近年の研究から、孤独が心と体の健康にきわめて悪い影響を与えていることがわかっています。

 米ブリガムヤング大学の研究によると、「社会的なつながりを持つ人は、持たない人に比べて、早期死亡リスクが50%低下する」そうです。

 社会的なつながりを持たない人の早期死亡リスクは、1日15本の喫煙習慣がある人のそれに匹敵します。

 また、これらの習慣は「運動不足」の3倍も健康に悪いという研究結果が出ています。

 また、孤独を感じる人は、そうでない人と比べて、死亡率が1.3~2.8倍、心疾患のリスクが1.3倍、アルツハイマー病のリスクが2.1倍、認知機能の衰えが1.2倍高まります。

 また、うつ病のリスクが2.7倍高まり、自殺念慮を抱える人が3.9倍になるなど、メンタルに対しても甚大な悪影響を及ぼすという結果も出ているのです。

●「脱孤独」の対策は「お互いの気配り」

「脱孤独」の対策は、親きょうだい、友人、知り合いにとにかく「まめに連絡を取る」ことに尽きます。

 コロナ禍で直接会うのが難しいのであれば、電話やSNSを活用する。LINE、フェイスブックのメッセージやメール、ビデオ通話などで、定期的に連絡をとることです。

 テキスト(文字)<音声<動画の順に情報量は多くなります。情報量が多くなるということは、コミュニケーション効果が高いということ。ですから、メールのやり取りだけでなく、なるべく電話やビデオ通話などを活用したいものです。

 最近は、大学の授業がオンライン化されたことで一人暮らしの大学生が「孤立」「孤独」の問題を抱えやすくなり、精神科や心療内科に通うケースが劇的に増えています。

 またテレワーク化が進んでいる会社では、一人暮らしの社員などがやはり「孤独」を強めている可能性もあります。高齢者に限らず、「孤独」の問題は誰にでも起き得ることです。

 孤立する人を出さないためには、互いに声をかけ合う、SNSなどで連絡を密に取り合う、話を聞いてあげる(ガス抜き)など、コロナ以前よりも意識的にコミュニケーションを強めていく配慮が必要になってきているのです。

●「コロナ明け」に困らぬために

「コロナ明け」になったときに、「認知症」や「寝たきり」の高齢者が、何十万人も増えていた、という悲惨なことが起きるかもしれない。その事態はなんとしても避けたいとの気持ちから、今回の記事を書きました。

 コロナの危機というのは「一過性」ですが、「認知症」や「寝たきり」は一度なってしまうと「ずっと続く」ことです。

 それを避けるために、「1日5分の朝散歩」を試してほしいし、高齢の親と同居している人は、手を取りながら一緒に散歩してほしいのです。

 それが「介護地獄」を防ぐのはもちろん、自分自身の健康のために役立つことは間違いありません。

狭いところには誰も行かない

ジム
04 /26 2021
ジム3
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ジム56


狭いところには誰も行きません。


ストレス溜まるだけ・・・


一人で演るホームジム並みに狭いですからとても集団で集まることは不可能です。


新型コロナウィルス感せんリスクが高いです。


気をつけませんとね

タマ

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